2009年7月25日土曜日

感じていること

【生徒に対する支援か先生に対する支援か】
これはどちらも必要でありながら、やっているうちに
疑問を持つこともしばしばです。
というのは、生徒に対する支援だけを考えていると
先生の意向とズレが生じてくることがあるからです。
逆に先生のやりたいことを重視して支援していると、
生徒によってはかなり無理があっても、指導優先で
結果だけを求めることになりがちです。

子どもの問題を考える時、本人への支援ももちろん
その親への支援が結果として大きな力となるように
学校でも然りだと感じます。

ということを考えたのは、以下のような思いがあるからです。
特別支援の勉強を始め、中学校で働き始め、感じたことは
特別支援に関わりのない一般先生方が、今までの考え方や
やり方を見直す必要があるんじゃないかということです。

特別支援関係の勉強をしたり、講座を聞きに行ったりしても
どう考えても、直接特別支援に関わっている人達ではなく
その他の人達に理解してもらいたい、と思える内容だからです。

特別支援担当であっても、理解の乏しい先生もいます。
その意を汲んで動く支援員という立場は、非常にもどかしい
思いをすることが多々あります。

【支援員は通年必要か】
手厚い支援が必要な時期も確かにありますが、
一旦落ち着いて流れだしたら、徐々に手を引いて行くのが
支援の理想だと思います。
ただ契約上は1年間という区切りがあり、手を引いて行く
ことが結構難しい状況にあります。

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