2009年5月30日土曜日

毎日気が休まらないのはなぜ?

ブログ村の特別支援教育カテゴリーを毎日いろいろ
読ませていただいていますが、皆さん本当に
一生懸命子どもたちの成長を願って工夫し、生き生きと
試行錯誤されている様子が伝わってきます。

一方私は試行錯誤はしていますが、連日気が張っていて
伸び伸びと動けたという実感がありません。
特別支援という御題目は同じなのに、何かが違う・・・
向かっている先が違いすぎる・・・

これは支援員という立場的なものなのか、私の
気持ちの問題なのか、問題生徒への対応の困難さなのか、
担任との兼ね合いの問題なのか、よくわかりません。
はたまた経験不足の新人症候群なのか・・・

一年という期間限定の中で、それなりに結果を出さなければ
という気持ちもあり、目に見える成果を求めてしまうことと、
担任の先生がどう感じているかが気になってしまうことも
自分を縛りつけている要因だろうと思います。

1人の生徒はここのところ、先生の指示の通りも悪く
授業への取り組みもいい加減で、態度も良くないことが
ちらほら見られますが、爪を噛んでいるのも見かけます。
この生徒へは、あまり無理をさせずぎない方がいいんじゃ
ないか、というのが支援員の一致した意見です。
ちょっと疲れが出る時期でもあるのかもしれません。
我々にしても新しい環境に慣れてきてここら辺で
一息つくように、ということなのでしょうか。

他方では、大変やっかいな問題も浮上してきて
気が重く、一体どうなるんだろう?と戦々恐々としている
状態でもあります。
竜巻に巻き込まれていくようなイメージです。
どうしていつもこんな難しい問題の渦中にいるのか
わかりません。

さっと入ってきてササッと解決の手口を掴んで行動を起こし、
涙のうちに解決してさっと帰って行くなんて「ナニー」でも
なければできそうにありません。

あぁあ、私が問題解決のスペシャリストだったらなぁ。

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2009年5月29日金曜日

伝えたいこと

1年前の心臓検診でどうふるまっていいのか
わからなくて大失態を演じてしまった生徒がいます。
今年は心臓検診はないものの今日は内科検診でした。

その生徒は検診に非常に不安を持っていて
朝からハイテンションでした。
一緒について行くことを話し、緊張する気持ちを
言葉にして落ち着かせました。
そして付きっきりで検診を無事に終え、静かに
教室に帰ってきたら、ちゃんと皆と同じに検診を
受けられたことを大喜び。

そして私に何度もお礼を言いに来ます。
「先生のおかげでちゃんとできました」
「先生ありがとうございます」

お礼を言ってくれる気持が凄くて申し訳ないほどです。
手を貸してくれた人に感謝する気持ちを表現することも
大切だと思いますが、心配になのは成し遂げることが
できた自分を蔑ろにしていることです。
「ちゃんとできたのは私のおかげじゃなくて
あなたにそれだけの力があったからだよ」
と伝えられました。

あの子たちが力を持っていることをもっと本人たちに
伝えなきゃと思いました。

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2009年5月28日木曜日

支援過多

4月のバタバタしている時期はともかく、
連休も過ぎ、授業の流れも落ち着いてきた今、
生徒が6~7名に対して、大人4名は多すぎるように感じます。
場合によっては付きっきりになった方がいい時も
あるように感じますが、だいたい落ち着いて学習が
できていれば、横から茶々を入れる人は少なめの方が
いいと思います。

自分のことながら現状は支援員多すぎです。
かといってなにもしていないと能なしのようで結構
辛いものがあります。
今日の一授業に至っては先生は一人でしたが、教育実習生が
3名も加わり、加えて支援員が2名ですから大変です。
生徒の人数を大人の人数が上回ってしまいました。
実習生も熱心に動いているので私は他の作業を
することにしました。

その授業に限らず、全体的に支援の手が厚すぎるように
思います。

先生にはその旨話しましたが、どうしたものか思案中です。

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2009年5月26日火曜日

中学校の部活動の位置付は?

部活動ってどうなんでしょう。
子どもにとっては絶対にあった方がいい活動です。
先生にとっては一生懸命やればやるほどボランティア
のようになってしまい、負担が増えてしまいます。

部活動に関しての問題は難しい・・・

部活動が好きで、やりたい。
でも活動中にトラブルを起こしてしまう。
ルールを決められても守れない。

こういう場合、先生が部活を辞めさせることは
できるんでしょうか。
ルールを守れないなら部活はできないと言っても
参加する権利があると主張して活動に参加する・・・

だからと言って、生徒がやりたいと言っている
部活を辞めさせるっていうのもどうなんでしょう。

瀬戸際です。

先日、教頭先生始め関係の先生方が集まった
対策会議に参加しましたが、私としては
モチベーションが下がる方向でした。

少しでも前向きな方向に一歩でも進むことを
願っています。

2009年5月23日土曜日

対応に苦慮その2

クラスの中でも一番発達が遅いけれど、明るくて元気な
生徒がいます。
その生徒は自己コントロールができなくなる時があり、
場にそぐわない大きな声を出してしまったりします。
先生の指示に従えない時もあり、何をしていいのか
わからなくなると離席してしまったりします。

その子の私の見立ては「叱られすぎ」だったので
その生徒の気持ちに立って「不安だったねぇ」「緊張したね」
など気持ちを代弁したり、良い部分を褒めたりしていたら
私のことをすっかり気に入ってくれました。

そこまでは良かったのですが、ここからが問題です。

自分の気持ちをよくわかってくれて、優しくしてくれる
先生以外を遠ざけるような態度に出るようになりました。
「○○先生はあっちに行って」とか「こっちはいいから
○○ちゃんを見てやって」など自分のことを悪く言わない
先生だけを自分の周りに置こうとしています。

私はその子は周りが思っている以上に大人の話が
わかっているし、学力とはかけ離れた生活力や
理解力があると思うのですが、担任の先生は
「できない」=「わからない」と思っているようで
本人の前でも「わからないから」と大人の事情の話も
します。またそういう関係が定着しているので
先生もその子をからかったりすることでクラスのムードを
和らげたりすることも多々あり、そういった笑いのネタに
されるよりも私の方に褒められる方がいいと
思っている様子です。

担任の先生をも差し置いて私だけに向かってくるような
状況を危ぐし、最近は距離を取りつつ離れるように
していますが、なかなかうまくいきません。
最近は抱きついてきたり腕を組んできたりと少々
エスカレートしてきています。

他の先生方もその生徒の気持ちを分散させようと
試みてくれていますが、改善しません。

離れるのが効果なしだったので、他の先生方を避けるような
ことはしてはいけない、と話しましたがこれも右から左へ
受け流されてしまいました。
他の先生を軽視するような態度だったので、思いついて
「私は○○先生のようになりたいと思っているんだよ。
○○先生のことを尊敬しているんだよ」と言ってみました。

その時にもわかってくれたかどうか疑問ですが、無言。
現場にはその先生方もいらしたのでビミョーな空気が
流れました(あぁやっちまったか私)。

私の前では頑張っていろんな事にチャレンジして努力して
学校生活への取り組み自体の質は向上しましたが
これはこれで・・・うーーん。

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対応に苦慮

「立場」というものの区別がよくつかない生徒への
対応に苦慮しています。
前の学校でも似たような問題を感じた生徒がいました。
その生徒は反抗挑戦性障害の診断名を受けていましたが、
今回の生徒はそういった障害名がついているわけでは
ないと思われます(確認したわけではありませんが)。

例えば、生徒が忘れ物をした時に先生が生徒に
「昨日のうちに準備しておけばよかったね」などと、
どうすれば良かったか話すことがありますが、
それを先生に向って悪気なく言ってしまいます。
授業中に足りなくなったプリントを取りに行った先生に
「先に準備しておけばよかったね~」と諭すように(!)
言う、という具合です。

↑は以前の生徒ですが、今度の生徒はもともと敬語を
あまり使わず、休み時間などに話しているとだんだん
タメ語になります。
最初は言葉遣いだけのことだろうとあまり気にしていません
でしたが、我々のしていることにも「こうすれば」
「ああすれば」など指示したがることが多くなり、
先日は休み時間に、自分がやりたくてやっていた作業を
休み時間が終わる時に、片付けを「じゃあ後はやっておいて」
と悪気なく言われ、問題に気付くようになりました。

自分でやっていることは自分で後始末をしなければならない
ということ、先生に後始末を頼んではいけないということ、
が全く理解できていないようでした。

そしてよ~く観察していると、先生が生徒に何かを
教える時には、先生の立場に立って一緒にその子に
「そういう時は○○するんだよー」などと言っているし
授業中も周りの生徒に対して、まるで先生がかける声かけの
ようなことを言っています。
先生が話したことに反応して「っていうか~○○だよね」
と言い換えるパターンもよくあります。

逆に生徒同士では最近辛辣な態度が多く「A子はバカだから」
「いつまでそこにいるんだB夫!」のように攻撃的な
言葉が聞かれます。

つまり自分は先生と同列であるという認識のようです。
教師と生徒の立場の違いをわからせるというのは
どういうことなんだろうと考えています。

先生は教える立場、あなた達は教わる立場、ということを
言葉で伝えるだけでは上滑りしてしまいそうだし、
厳しい態度で接して、指示したり叱る人が増えるだけの
ような対応も生徒を追い詰めるだけになりかねないし・・・

現在その生徒は親学級で全く相手にされておらず
数に入れられていないこともあるのかもしれません。
家庭科の調理実習の日程もその生徒は把握しておらず
当日我々も慌てて担当の先生に確認に行きましたが、
持ってくる物の割り当てもない状態でした。

まずはその生徒に対しては敬語を使って話すように
しようかなと考えていますが、根が深いような気がして
います。そのままにしておいても改善していくとは
思えません。

先生との縦の関係は先生側の配慮でその子の望むような会話が
成立しますが、生徒同士の横の関係ではその子が望むような
扱いを受けられず横の関係を否定してしまっているのかな
という気もします。

支援員との距離を少し置いた方がいいかもしれません。

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2009年5月17日日曜日

私の弱点

私の弱点は近づきすぎることです。
必要以上に相手の気持ちに入り込んでしまいます。
四六時中そのことが頭から離れず、他のことが
おろそかになってしまいます。

特に今見ているような問題児だったりすると
その子の置かれている立場に立った気持ちになって
居たたまれなくなってしまい、何とか力になりたい、
と肩に力が入ってしまいます。

中学校という義務教育の中で勉強に付いていけず、
クラスでは友達もほとんどおらず、唯一自分を
出すとトラブルになり押えられ叱られ、家でも
殴られている子どもの気持ちになってみると
非常に心が痛んでしまいます。

気をつけないと、こういう痛んだ心を引きずったまま
になってしまいます。
このブログに色々書くことでクールダウンしている
という面もあります。

その子と一緒に過ごす時間は、非常に緊張して
場面場面を観察し、その子の考えていることを
推察しています。そしてトラブルになりそうな時は
現在の状況を相手と本人に通訳(!)するように
しています。
その子ときちんと話をするには通訳が必要です。
その子は相手に伝えなければならない必要なところは
ほとんどしゃべらず、怒りが沸点を超えるととたんに
けんか腰で話し出します。

先日は「腹が立ったんでしょ、殴れば?」
「殴りなさいよ、それが普通でしょ!」と言いました。
その子は腹が立ったら相手を殴るのが普通だと思っています。
否、怒った相手は自分を殴るはずだと思っている、
と言った方が近いかもしれません。
そういうところから具体的に教える必要がありそうです。

先生方にも私の考えを伝えようとしていますが、
なかなか機会もなく、ついその子側に寄り添った形に
なってしまいます。

私はその子のために何かしようとしている先生を
探しているんだと思います。
誰もそんなことを望んでいない気がしてしまって、
虚しくなってしまうこともあります。
我々は対象が数人ですが、先生方は何十人何百人ですから
無理もない話ですが、そんな中でも諦めずに
私だけではないはずだと言い聞かせてその子に働きかけて
行こうと思います。

その際に感情移入しすぎないように気をつけないと
墓穴を掘ってしまいそうなので、戒めておきます。

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2009年5月13日水曜日

支援とは一体何か

支援要請が出ている、特別支援クラスの生徒に関しては
それなりの関わりができてきて、支援も私なりに
したいことが見えてきました。

問題は普通クラスに在籍していて、授業中は大人しく
部活中にひんぱんにトラブルを起こす生徒です。
この生徒についての支援というのは最初は様子見で全く
関わりを持たず、現在も授業中などはついていません。
トラブルが頻発した時点で、相談され部活につく体制に
変更し出勤時間を繰り下げて対応してきました。

こういう問題行動を起こす生徒への支援というのは一体
何だろうと最近とみに考えます。
前任校でも同様だったので尚更悩むところです。
支援員は生徒につくわけですが、その意向は担当の先生
の気持ち次第という面があります。
先生の意向に沿わないことを支援員が強引にやることは
ありません。

担当の先生はだいたい前年の問題を起こした当時の先生が
引き続き面倒を見ているケースが多く、怒り心頭です。

だいたいこういう生徒は発達障害を多かれ少なかれ
持っていると思われますが、中学生ともなると既に
二次障害が酷くてそちらの方の問題が巨大化していて
学校でもモンスター扱いになっています。

もともと私は生徒を怒鳴りつけたりする先生の指示が
受け入れ難くて苦痛ですが、問題を起こしている生徒に
上から正論で押さえつけたり権威で怒鳴りつけたりすることは
逆効果にしか思えません。
私が見た限りでは、先生が無理やり引きずったり掴んだり
するのがその子の暴言暴力に拍車をかけるし、
その行動を納めようとするなら、まず最初にその子が
暴れている気持ちをくみ取ってやらないと、気持ちの
収まる場所がありません。
だいたい事の発端は些細な思い違いや食い違いです。

前年から問題対応に苦慮してきた側からすると、この
「気持ちを理解する」という部分にカチンとくるようです。
「そうじゃないでしょう、悪い事は悪い、でしょう!」と
いうスタンスです。この暴れている生徒の気持ちを理解する
という行動が許せないようです。

怒り心頭な側から見ると、そんなわがままは許されない
ということになり、すっかり戦闘モードです。
担当の先生はあからさまに、その子を敵と位置付けています。

学校側としても、部活内のルールを守れないのであれば
部活を辞めるという確約を親に対して承諾させる方向の
ようです。そして担当は放置して問題を起こさせて
部活を辞めさせたいという考えのように見えます。
少なくとも何とか一緒に出来るようにというつもりは
感じられません。

唯一の生きがいである部活から締め出されようとしている
その子に出来る支援とは一体何なんだろうか・・・

根本的な人間不信を少しでも和らげるには支援員だけでは
とうてい無理な話で沢山の先生方の優しい思いやりが必要です。
現状、その子がもっと楽に生きられるように、と考えて
くれる人は見当たりません。

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勤務時間のその後

勤務時間に関しては上の方に直談判し、来週からは
五時までをリミットにすることとなりました。
すごく考えて絞り出したものなので、受け入れてもらって
とりあえず、ホッとしました。

「支援員がついてくれると言うので先生方はついていない」
という話でしたが、実際には我々がつく前まで顧問以外は
誰もついていませんでした。来週から支援員が帰った5時
以降は先生方がつく、ということだったのでひとまず
安心です。

我々が全部部活を見てしまうことで、先生方がその子を見る
機会が失われている、という意味でも今回の話には価値が
あったかと思います。そして勤務時間も5時までに底上げ
され、大分気持ちが楽になりました。

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2009年5月11日月曜日

勤務時間の憂鬱

前任校では、対象生徒の下校時刻に合わせて出勤時間を
ずらして問題の多い下校時間帯に備えていました。

現在の中学校では授業開始から7時間(休憩1時間含)
ということでスタートしましたが、対象生徒の一人が
部活時間に問題を起こすことから、時間をさらにずらして
18時までいてほしい、との依頼があり、もう一人の支援員と
交代で部活の最後までつくことになりました。

いろいろと疑問もありましたが、その生徒の支援が
我々に与えられた職務でもあり、授業中の支援は必要ない
ということであれば部活で支援するしかないと思い、
承諾しました。

が、やってみると思っている以上にしんどく、まず
出勤時間が11時15分、終わりが18時というのも1日中
仕事だったかのような気分ですし、それから買い物に
行くにも遅すぎる時間です。部活支援と言っても
することはほとんどなく、見守るかトラブルの対応か
どちらかで支援と言えるような事はできません。

何より、私が一番疑問に感じているのは、支援員が
何とかしようと契約条件を超えてまでその生徒に対して
対応しているのに、周囲の先生方に何の策も講じようと
しないことです。もちろん問題が起きそうな場面になれば
先生方も来て対応してくれますが、根本的に何とか
しようという気持ちがあるようにも思えません。

そしてついに部活は18時半まで伸びることになりました。

我々の勤務の契約は8時から14時45分までとなっています。
ハローワークでもほぼ同じ条件だったと思います。
それも問題だともう一人の支援員は言います。

契約が、時間が、などと言っていては教育現場は
成り立たないことは私もわかっています。
ただ、やりたくないことを支援員というよそ者に
押しつけて自分たちには関係ないというような
体制(具体的な支援希望がない状態)で丸投げされても
とうてい我々だけで解決できるとも思えません。

そして、この勤務体制にはやはり無理があり、
期限付きで最大17時までにしてほしい、と伝えることに
なりました。

さりとて、今後どうするのか、基本的に授業時間内
ということになったら、全く手を出さないことになるかも
しれません。それでは何のための支援員か、ということに
もなりかねません。

はぁ~。


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2009年5月6日水曜日

タイムトラッカー



5月3日から5日までの特別支援教育士養成セミナーの
書籍販売コーナーで見たツール集関係の本の中で目にして、
これいいなぁと思っていたものです。
内田洋行から販売されていたので家に帰って
ネットで調べてみると・・・


12,300円!


高っ!

内田洋行のサイトで見てみると、ここでは7,140円。
それでも買うにはちょっと腰が引けるお値段。
よく見ると輸入品だそうなので英語で検索すると、

ありました。

SHOP COMで、最安値は27ドル98セント。
日本円でも3,000円にも満たない値段です。
確かにこの位なら、買います。
しかしこのショップは日本には送らない
ようなので、仲介業者に入ってもらい、
そこから日本に送ってもらうよう手続きを
しなければならず、その手数料もかかるし
国際送料もかかるし・・・

と悩みましたが、7,000円を上回らなければ
日本で買うよりも確実に安いわけだし、
海外サイトでの買い物というのも魅力だし、
思い切って注文してみました。
為替レートの関係もありますが、
私の予想では、5,000円から6,000円の間位です。

2,980円のものを6,000円出して買うというのは
損をしてる・もったいないという気になりますが、
定価12,300円のものが6,000円で買えたと考えると
とたんにお得感が味わえます。

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特別支援教育養成セミナー2

2日目と3日目が終了しました。
さすがに朝早くから夕方までぶっ続けで勉強する
習慣がない中での学習漬けの3日間はハードでした。

セミナーの内容は基本的にテキストに沿っていて
テキストに沿っていないと講師の先生も事務局から
厳しく指導されるようで、内容的に最新の新しいことを
話してくれる雰囲気ではないところが物足りなくもありました。
その中でも研究の成果などを映像を交えながら話して下さる
先生の講義はやはり大変刺激的で面白かったです。

協会も形だけにとらわれずに、日々新しい発見のある
領域ですから、どんどん新しい考えや意見を取り入れて
欲しいと思います。

そもそも特別支援とは、決まり切ったやり方でいつでも
どこでも通用するものではなく「一人一人のニーズに合った」
と謳っているように、基本的な考え方をもとにそれぞれに
合ったやり方を模索しなければ現場では使えない、
という世界なわけですから、流動的にしなやかに変えて
いく部分もあっていいのではないでしょうか。

・・・ということを書く、というのはテキストの中で
変えた方がいいんじゃないか、と私が思っている部分が
あるということでもあります。
それは今明らかにはしませんが、この先この世界にずっと
関わってもその考えは変わらないと思います。

特別支援教育に携わっている人たちは、現在比較的
年齢が上の人が多いせいか、セミナー参加者も
全体的に年齢層が高めだったのも印象的でした。
あと、特別支援関連の書籍やテキスト、ワークブックなどが
沢山販売されておりすごく欲しかったですが、予算が(以下略)。

資格取得のためのコースなので習得しなければならないことが
決まっており、ほぼ先生側からの一方的な話のみでしたが
現場でかかわっていらっしゃる方々が沢山集まっているので
双方向で話ができると大変面白いと思いました。

というのも、講義をされる先生方のような大学に持ち込まれる
ケースというのは親が熱心であったり、経済的に余裕のある
家庭であったり、と家庭からの協力も得やすい、いわば
恵まれた環境にある子どもたちが多いのではないかと
思うわけです。
そういった治療のレールに乗らない子どもたちと現場で
関わっている人たちの話も交えて聞きたいなぁと感じました。
せっかくその世界の人たちが一堂に会しているのに
もったいないなぁというのが私の感想です。

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2009年5月3日日曜日

特別支援教育士養成セミナー

今日から3日間、明治学院大学で特別支援教育士
養成セミナーが開催されています。
第一日目に参加してきました。

外出は本当に久しぶりです。
遠方から来ている人も結構いらっしゃる様子でした。
各コースともに教室がほぼ一杯な状態で
特別支援教育に対する関心の高さも伺われました。

私が参加したのは「ソーシャルスキルの指導」です。
本来は基礎論、総論などから入るべきなのですが、
前任校でもどうしたらいいのか悩みに悩んだ経緯も
あるので、とにかく実践的な内容の講義を受けたくて
このコースを選びました。

6時間の長丁場で集中力に難のある年齢も加わり
午後の最後の方はかなり聞き流してしまいました。

非常に参考になり刺激を受けてきましたが、
やはり全体的に小学生段階を想定しているケースが
多いような気がします。
根っこを何とかしようとすると小学生の頃に
焦点が当たるのはやむを得ないのかもしれません。
明日は「行動の指導」です。
まさに今必要とされている部分なので楽しみです。

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