2009年5月29日金曜日

伝えたいこと

1年前の心臓検診でどうふるまっていいのか
わからなくて大失態を演じてしまった生徒がいます。
今年は心臓検診はないものの今日は内科検診でした。

その生徒は検診に非常に不安を持っていて
朝からハイテンションでした。
一緒について行くことを話し、緊張する気持ちを
言葉にして落ち着かせました。
そして付きっきりで検診を無事に終え、静かに
教室に帰ってきたら、ちゃんと皆と同じに検診を
受けられたことを大喜び。

そして私に何度もお礼を言いに来ます。
「先生のおかげでちゃんとできました」
「先生ありがとうございます」

お礼を言ってくれる気持が凄くて申し訳ないほどです。
手を貸してくれた人に感謝する気持ちを表現することも
大切だと思いますが、心配になのは成し遂げることが
できた自分を蔑ろにしていることです。
「ちゃんとできたのは私のおかげじゃなくて
あなたにそれだけの力があったからだよ」
と伝えられました。

あの子たちが力を持っていることをもっと本人たちに
伝えなきゃと思いました。

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