2009年9月12日土曜日

体育祭 凹みの巻

最近モチベーションが下がりまくりです。

体育祭シーズン真っ盛りで、私の勤務する学校も先日
体育祭が終わりました。
一番手のかかる生徒は一人でいることが大変苦手。
交流学級に行くのも一人だと行けないこともあります。
体育祭ともなれば尚のこと。
競技もあるし、演技もあります。

とにかく自信がないので誰か付いていないとダメだろうと
思われ、練習の時も一緒に付いていたので本番も同様に
必要なところに付くつもりでいたら、前日になって
担任は「体育の若い男性教諭についてもらおうか」と、
私もいるところでおっしゃいました。
担任は交流学級の足を引っ張るようなことをさせたくない
気持ちが強いようで、素早く動ける男性教諭にお願い
したいのだろうと思いましたが、私の気分は地の底です。

支援員の存在価値ゼロです。むしろマイ?
やっぱり支援員と言えど、若くないとなかなか使えない
ということなのかもしれません。
さらに、てんかん持ちの生徒が前日発作を起こしたため
当日も、またまたその若い男性教諭に付いてもらうと・・・

結果としては(担任が言っていた若い男性教諭ではない)
別の男性教諭が一部だけ付き、私は自主的に自分で
必要と思われることを目立たないようにすることにしました。

支援員は教員ではないので、役割分担もあるわけではないし、
担当の生徒に他の先生を付ける、となれば私のすることは
聞くまでもなくほとんどありません。
たぶん聞いても「先生は見てくださって結構ですから」と
言われるに違いありません(最初の頃「行事なども一人で
参加できるようにしたいので、支援員の先生方は木陰で
見ている程度でいいですから」ということを言われました)。

担任は体育祭の運営の方にかかりきりで、支援学級の生徒達は
最初から最後まで交流学級の中に入って、他の生徒達と
一緒に行動するようになっているので、右往左往していることも
結構あり、そちらで指示したり1人浮きがちなクラスの中で
声かけをして周りとのコミュニケーションを促したり、と
自分的に「支援をした」という納得感は得られる動きが
できたかなとは思いますが、心には重石が乗ったようでした。

悲しかったです。

にほんブログ村 教育ブログ 特別支援教育へ
にほんブログ村

2009年9月6日日曜日

新型インフルエンザ

私たちの地域では、新型インフルエンザでの医療機関受診人数が
1週間当たり2人前後で、東京や大阪などの3人前後には至って
いませんし、現時点では近隣での学級閉鎖や学校閉鎖も聞こえてきません。

ただ友人の中学校では今週からマスク持参となるようですし
私の勤務する学校でも近々修学旅行があるため、患者が出たら大変
で、私もビクビクしながら生活しているような面があります。

私自身はあまり人混みにも出ないし、人脈も広くないので
伝染るとしても流行の最後の方かな、と楽観的に考えていますが
勤務先での感染源にはなりたくない一心で体調管理に励んでいます。

ネットでふと見かけた気になる言葉があり、調べてみると
やはりその通りで、また少し緊張感が高まりました。

国立感染症研修所感染症情報センターにCDCの文書
掲載されています。

「小児における新型インフルエンザ A (H1N1)ウイルス感染に対する
予防と治療の暫定的手引き」

(以下一部抜粋)
呼吸機能に影響を与えるさまざまな疾患、例えば知的障害や発達障害、
脳性麻痺、脊髄神経障害、痙攣性疾患、代謝性疾患、
その他の神経筋疾患などの子どもは、高危険群としてよい。

とのことで、支援学級の子どもたちはハイリスク群の子どもが多いと
いうことになります。知的障害や発達障害の子どもは呼吸機能に
影響を与えるというのは知りませんでした。

都市部から地方に流行が拡大していくのは避けられないのではないかと
思う部分もあり、どの時点で感染するかの違いだけじゃないかという
疑念も抱いてしまいます。今頑張って流行を先延ばしにして
一番空気の乾燥する3年生の受験シーズンに広がったりしたら
大変なことになりそうだと先々の心配もしてしまいます。

ぐるぐると止めどなく考えた結果、先のことを心配しても仕方ない
ので神経質にならずに、しかし目の前の子どもたちはハイリスク群である
という自覚を持ちつつ、勉強に諸活動に取り組むことが大事かなと
いう辺りに落ち着きました。

でもあの一般生徒の教室の人口密度を考えると学校での大流行は
やむなしと思わざるを得ません。

にほんブログ村 教育ブログ 特別支援教育へ
にほんブログ村