2009年9月6日日曜日

新型インフルエンザ

私たちの地域では、新型インフルエンザでの医療機関受診人数が
1週間当たり2人前後で、東京や大阪などの3人前後には至って
いませんし、現時点では近隣での学級閉鎖や学校閉鎖も聞こえてきません。

ただ友人の中学校では今週からマスク持参となるようですし
私の勤務する学校でも近々修学旅行があるため、患者が出たら大変
で、私もビクビクしながら生活しているような面があります。

私自身はあまり人混みにも出ないし、人脈も広くないので
伝染るとしても流行の最後の方かな、と楽観的に考えていますが
勤務先での感染源にはなりたくない一心で体調管理に励んでいます。

ネットでふと見かけた気になる言葉があり、調べてみると
やはりその通りで、また少し緊張感が高まりました。

国立感染症研修所感染症情報センターにCDCの文書
掲載されています。

「小児における新型インフルエンザ A (H1N1)ウイルス感染に対する
予防と治療の暫定的手引き」

(以下一部抜粋)
呼吸機能に影響を与えるさまざまな疾患、例えば知的障害や発達障害、
脳性麻痺、脊髄神経障害、痙攣性疾患、代謝性疾患、
その他の神経筋疾患などの子どもは、高危険群としてよい。

とのことで、支援学級の子どもたちはハイリスク群の子どもが多いと
いうことになります。知的障害や発達障害の子どもは呼吸機能に
影響を与えるというのは知りませんでした。

都市部から地方に流行が拡大していくのは避けられないのではないかと
思う部分もあり、どの時点で感染するかの違いだけじゃないかという
疑念も抱いてしまいます。今頑張って流行を先延ばしにして
一番空気の乾燥する3年生の受験シーズンに広がったりしたら
大変なことになりそうだと先々の心配もしてしまいます。

ぐるぐると止めどなく考えた結果、先のことを心配しても仕方ない
ので神経質にならずに、しかし目の前の子どもたちはハイリスク群である
という自覚を持ちつつ、勉強に諸活動に取り組むことが大事かなと
いう辺りに落ち着きました。

でもあの一般生徒の教室の人口密度を考えると学校での大流行は
やむなしと思わざるを得ません。

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