2009年5月6日水曜日

特別支援教育養成セミナー2

2日目と3日目が終了しました。
さすがに朝早くから夕方までぶっ続けで勉強する
習慣がない中での学習漬けの3日間はハードでした。

セミナーの内容は基本的にテキストに沿っていて
テキストに沿っていないと講師の先生も事務局から
厳しく指導されるようで、内容的に最新の新しいことを
話してくれる雰囲気ではないところが物足りなくもありました。
その中でも研究の成果などを映像を交えながら話して下さる
先生の講義はやはり大変刺激的で面白かったです。

協会も形だけにとらわれずに、日々新しい発見のある
領域ですから、どんどん新しい考えや意見を取り入れて
欲しいと思います。

そもそも特別支援とは、決まり切ったやり方でいつでも
どこでも通用するものではなく「一人一人のニーズに合った」
と謳っているように、基本的な考え方をもとにそれぞれに
合ったやり方を模索しなければ現場では使えない、
という世界なわけですから、流動的にしなやかに変えて
いく部分もあっていいのではないでしょうか。

・・・ということを書く、というのはテキストの中で
変えた方がいいんじゃないか、と私が思っている部分が
あるということでもあります。
それは今明らかにはしませんが、この先この世界にずっと
関わってもその考えは変わらないと思います。

特別支援教育に携わっている人たちは、現在比較的
年齢が上の人が多いせいか、セミナー参加者も
全体的に年齢層が高めだったのも印象的でした。
あと、特別支援関連の書籍やテキスト、ワークブックなどが
沢山販売されておりすごく欲しかったですが、予算が(以下略)。

資格取得のためのコースなので習得しなければならないことが
決まっており、ほぼ先生側からの一方的な話のみでしたが
現場でかかわっていらっしゃる方々が沢山集まっているので
双方向で話ができると大変面白いと思いました。

というのも、講義をされる先生方のような大学に持ち込まれる
ケースというのは親が熱心であったり、経済的に余裕のある
家庭であったり、と家庭からの協力も得やすい、いわば
恵まれた環境にある子どもたちが多いのではないかと
思うわけです。
そういった治療のレールに乗らない子どもたちと現場で
関わっている人たちの話も交えて聞きたいなぁと感じました。
せっかくその世界の人たちが一堂に会しているのに
もったいないなぁというのが私の感想です。

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