2009年8月2日日曜日

特別支援教育研修会

過日、市内の支援員対象の研修会がありました。

前回の春の研修会で「支援員同士の情報交換も必要」
という意見に「またそのような機会を持ちます」との返答
だったので、私たちは大変期待して参加しましたが、
実際は支援に関するレクチャーと規則の変更などの
説明で終了しました。

そのレクチャー自体は面白く、ためになりましたが、
一番問題の支援員それぞれが持っている悩みや困難など
共有する時間は用意されていませんでした。
時間が長引くと支援員の給料が増えてしまうから
必要最小限の内容だけにしたのでしょうか。

そのレクチャーの中で、講師の方が最初に参加者に
支援員の現状についてアンケートを取りました。
その結果は色々ありますが、学校で担当の先生との
コミュニケーションを取る時間がないこと、担当の生徒に
対する指導や指針はほとんどない状態で日々子どもたちに
接している支援員が大半であること、などが印象的でした。

前回の研修会後に話をした他の学校の支援員さんと
「果たしてやる気があるのか・・・」と疑問を持って
しまいました。

現場だけが右往左往しているって感じです。

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2 件のコメント:

ADD さんのコメント...

 研修会、おつかれさまでした。お偉い方たちは、型どおりの研修会をすればよいのでしょうかね。「うちの管轄では、支援員の方たちにもちゃんと研修をしていますよ」って言えるから。
以前、支援員をしたときのことですけど。支援員の研修会で、ある支援員の方がお偉いさんにいろいろと質問をされていました。いろいろなことに答えるのが面倒になったのか??? お偉いさんは「やめていただいてもいいのですよ。たくさん予算を取って支援員を雇っているのだから、ほかにもきてくれる方はいらっしゃいますよ。」と、喝! 思わず、脅しかよって思ってしまいました。地位や権力があろうがなかろうが、同じ人間です。つらい思いをしている子供たちのために、知恵を出し合っていこうとしているのに・・・。。
 お偉い方たちは、条件面でも理不尽な扱い?をされている支援員を経験されたらいいのに・・・。そうすれば、発達障害などで苦しんでいる子供たちの気持ちに、少しは近づくことができるかも、と思ってしまいました。
 すみません。ブログを読ませてもらっているうちに、つい、過去のことを思いだしてしまいました。

もじもじ さんのコメント...

ADDさん、こんにちは。

そーなんです!まさに私が感じていることを的確に書いてくださっている、という感じです。
ホント「現場」と「会議室」ほどかけ離れているものはありませんね。
織田裕二じゃないけど「教育は会議室でするものじゃない、現場で行われているんだ」と叫びたい気持ちです。