2008年12月8日月曜日

できることとできないこと

本来ならもう勤務が始まっている時期だけれど、
延期延期でスタートは来週からになりそう。

考えれば考えるほど、想像は悪い方向に行ってしまう。
可哀そうと思っていては、相手のためにならないし、
その状況で生きている相手に失礼だ。

そもそも私自身のことでも、子どもの病気に対して
一番苦痛だったのは「可哀そう」と思われることだった。
私は可哀そうじゃないし、子どもも可哀そうな子どもじゃない。
憐みの視線と言葉には耐えられなかった。

この痛みを抱えながらも、精一杯の心と技術で関わることで
少しでも子どもたちの力になれたらいいなと思う。

それにはまず、私にできることとできないことの区別を
きっちりつけること。

私にはあの子たちの状況を変えることはできない。

あの子たちの不遇の環境を知った上で、
・あなた達の周りにはあなた達を気にかけ見守っている大人がいる、
 という二次環境をを作ること。
・困っていることへの具体的な手助けをしたり、後押しをしたり、
 褒めたりすることで、生きる力を伸ばすこと。
この2点をまず目標にしよう。
そのための知識と技術を身につけたいと思う。
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