2008年12月18日木曜日

初出勤

12月1日からの予定が延び延びになり、2週間以上遅れて
ようやく支援員としての活動が始まり、緊張の時間を過ごしました。

色々とありましたが、心配していた当の本人は恥ずかしがりながらも
割と落ち着いて登校してきました。
私は彼女が荒れていた状態を知らないので何とも言いようがないの
ですが、とてもいい子でした。
ちょうどその当日が他のみんなが不在だったせいもあり、全ての
活動がマンツーマンかそれ以上の人数の大人が付くことなっていた点も
良かったのかもしれません。

その中で思ったことが二つ。
・親学級との関係について
・授業内容について

その子も夏頃までは参加もしていたようですが、現在親学級にほとんど
行けないらしく5教科以外の科目時の過ごし方に問題があったようです。
最初に親学級の担任の先生にご挨拶をさせていただきましたが、
何とか彼女も一緒に参加させたいという意思は感じられず
(まぁ3年生なので受験生で大変な時期なんでしょうが)
暖かく彼女を受け入れてくれる雰囲気作りは期待薄な印象でした。

そういう状況の中で残りあと2か月程度親学級に無理に参加させる
意義はあるのだろうか?ということを感じました。
とりあえず目の前の「毎日学校に来て勉強に取り組む」ことを目標に
してもいいんじゃないかと思いました。
ただ、もう卒業なのでその時に親学級と疎遠なままというのも
寂しいかもしれない・・・

あと一つは、勉強の内容。
漢字はもうやらないと仕方ないのかもしれないけれど、
数学なんかは計算問題なんかは「九九の表」などを使ってやってみたら
どうだろうと思うんですが、どうなんでしょうか。
単純計算をコツコツやることももちろん大切なんだと思いますが、
たぶん小学校から延々と基本的な計算問題をやり続けているであろう
ことを考えると、中学生の段階で九九がきちんと全部できない場合、
九九の表を見ながら解いたり、あるいは計算自体は計算機使用OKなど
にしたらダメなのかな、と。

図形の問題とかクイズ的な問題とか、計算でない数学とか
ちょっと面白がって出来るものじゃダメなのかな、と。
一般の常識に合わせた学習でなくてもいいような感じがしました。
できないからといって小学校3年生の問題、2年生の問題とレベルを
下げるのではなく中学生の問題をヒント付きで解くとか、
中学生なりのプライドを持たせつつ学習させることはできないんでしょうか。
(先生がレベルの低い授業をしているわけではありませんが
当人たちも色んな面で劣等感をものすごく持っているように思えました)

全然生徒たちにも慣れていないうちに今年の学校も終わってしまいます。
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