2009年2月3日火曜日

天国と地獄

上手く一日が過ぎて平和に終わった日と
荒れて収集がつかなくなって終わった日は
まるで天国と地獄のような差があります。

そうです、今日は収集がつかなくなって終わった日でした。
ちょうど担任が不在の時間帯だったこともあって、
どっと疲れと落ち込みを抱え込んで帰宅しました。

担任の先生は相手が誰であろうと、ダメな時はダメだと言ってくれて
いるのですが、本当にあと少しで終わりだっただけに落胆です。
それもちょっとしたことがきっかけでした。

今日一日を振り返ってみると、まず1時間目にジョンがストレスを
溜めたらしく、2時間目までプリントを破ったり投げたりしていました。
その後は平和に過ごしていたのに、6時間目から急激に緊張感が漂い、
掃除の時間に膨張し、帰りのホームルームに破綻してしまいました。

彼らに共通しているのは一度気持ちが激高してくると
納めるのが非常に困難だということです。
一旦納まったかに見えても、すぐに罵声が出てきて
先生方に対しては、あっという間に戦闘態勢です。
互いが互いを刺激し合ってしまい、エスカレートしてしまいました。
本当に滅茶苦茶になってしまいました。

破綻したのはいつもは冷静だったチャコが暴走してしまったからです。
ほとんど関係なかったシェリーまでが暴走モードにスイッチが入って
しまい、さらに朝からイライラを持ち続けていたジョンが
加担し、ついに収集困難になってしまいました。
本当にスイッチという言葉がぴったりです。

本当にささいなことから大荒れとなってしまい、地獄の一日と
なってしまいました。

相手が私だったことも一因としてあるでしょう。
特にジョンにとって新しい相手はどこまで許容するか、思いきり試し
上手くごまかして自分に都合のいい方向に使ってやろうという
思惑もみえみえです。
ですから一度は通らないといけない道ではあったのかと思います。
この経験から、次回からも引かない一線は守らなければならないと
思った次第ですが、頑固に押し付けるだけでは暴走のスイッチを
入れるだけなので、そういった緊張するような場面に持ち込まない工夫も
必要だと思いました。

環境からの原因もあったと思います。
自分たち以外のことについてはコントロールもできないので
何とも言いようがありませんが、彼らは周囲からの刺激に対して
非常に容易に過剰反応します。
シェリーは今回これほど暴走するだけの理由がありませんでした。

あと、彼らにはある種のストレスに対して耐性がない、
と思われるくらい自分を抑えられない時があります。

私としては担任や関係者と一度、ちゃんとして打ち合わせをして
話し合いたいと思っていますが、叶いそうにありません。
先生方もこれまで散々頑張ってやってきているので、今更一人
人が付いたからと言って期待しているものもないのかもしれません。

1人では何もできそうにありません。
専門家のスーパーバイズが欲しいです。
状況や対応を束ねて一本化してくれる人が欲しいです。

でも、そういう気持ちを持ち続けながらも、子どもたちに正面から
向き合って明日も本気でぶつかっていきたいと思っています。

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