2009年2月4日水曜日

一件落着

昨日の件は、紆余曲折があって帰りの時間には
ほぼ丸く収まる結果となりました。

まずは、朝から昨日不在だった担任からの話があり、
そこで怒ったチャコが学校を飛び出してしまいました。
ちょうど学校へ行く途中だった私とばったり遭遇し、
なんとか車に乗せ、話を聞くこと15分、彼女はようやく学校の
手前まで車に乗って戻ることを承諾しました。

その後の授業でも机に伏せるなど素直な態度では
ありませんでしたが、最終的には担任の話を全員が受け入れ
関係者に謝って明るく終わりました。

子どもたちが昨日の一件を反省し、もうしないと言い
素直に謝る言葉が出てきてすごくいい結果だったと思います。

ただ私には釈然としないものが残る一件でもありました。

一点目は全てが取りあえず終結した後、担任と話をしてたら、
「いいことだけを言っていたらダメ」「悪いことには毅然と」等
私がしていることへの批判とも受け取れる言葉が次々に
出てきて、今日上手くいったことの引き換えに私への不満を
ぶつけられた、という印象がありました。

二点目はクラス全体が弱いものへ吐き出すという体制があり、
先生もそれに近いことをしていることを自覚しておらず、
今回もそうですが、この件でクラスが一致団結するような
スケープゴートの役割を負わされてしまいそうな空気もある、
と感じたことです。

三点目は子どもの問題行動を強化している因子をむしろ
担任は子どもたちへの取引材料にしている面もあるということです。
そしてその解決に持って行く場面に私は入れてもらえません。

もちろん担任は人間的にも素晴らしい人なので担任の意向に
従って動いていくつもりですが、当初から指示も話し合いもなく、
私自身も困ってしまっています。
突如自分では制御できなくなった子どもに支援員などという素人を
つけられて、何ができるというのかという気持ちもあったでしょうし、
自分には何もできないという打ちひしがれた気持ちもあったのかもしれません。

もともと担任は支援員など必要としていなかったのかもしれませんし
支援員と一緒に情報を共有して行こうとは思っていなかったのかもしれません。

一日数時間しか滞在せず、何の決定権も持たない立場で
自分の居場所を確保するのは結構難しいです。
力不足といえばその一言に尽きるのでしょうが、
なんだかちょっと援軍が欲しくなった一日でした。

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